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【2025/12/31 18:12 】 |
【偽予告】人様の本のCM【半官他】
友人のヨシキリモトカ嬢がサークル参加をする際、
スペースに置く値札などを作らせてもらってるのですが
本文について面白い事前情報をもらったので、
それだけを元にして適当にでっちあげた偽の予告。
個人的にものすごく気に入ってるので晒してみる(注:無許可)

事前情報:
・ラノベっぽさと中二っぽさと舞台台本感を盛り込んでみた痛い話
・タイトルがメメントモリ

これがどんな大惨事に発展したかは、追記からどうぞ。
実際に作られた本がどんな内容だったかについては、
ヨシキリモトカ嬢のサイトからお確かめください。
「Memento Mori」
戦国無双 半兵衛×官兵衛
A5オフ 20頁 200円 18禁

まさかのライトノベル風味でお送りする、半官第3弾。
死の淵から蘇った謀神に、超常の力で挑む二人の軍師。
かの矢手甲を生み出したオーバーテクノロジーを武器に
無尽蔵の兵力が、文字通りの百万一心となって二人を襲う。
今や天下唯一の希望となった両兵衛に、勝機はあるのか。
日本全土が泣いた、戦国最後のスペクタクルがここに開幕!

※上記の予告は、本編の内容とは一切関係ありません。

何で唐突にラスボスが元就公なのかというと、
もちろん個人的に好きだから……というだけではなく
Memento 「Mori」を「毛利」と変換してしまったからです。

さらに、調子に乗って世界観設定まで作ってしまった。
イベント直前に何やってるのこの人。
ヒント:テスト前日にやってしまう部屋の片付け


1.世界観
時は戦国、世は地獄。おおむね無双3のゲーム本編と一緒。
超常現象や怪異は普通にあるけど、テクノロジーはリアル戦国同等。
羅針盤で空飛んだり鬼の手使ったりは、すごいけど怖くはない。
だけど孫市さんの銃とか毛利さんの矢手甲とかはありえない認識。
……基本的には。

2.舞台設定
「尾張で鳴らした俺たち羽柴軍は、信長公の命令で毛利と戦ったが
討死の寸前で脱出し地下に潜った。
しかし、地下でくすぶってるような俺たちじゃあない。
筋さえ通ればミッション次第でなんでもやってのける命知らず、
不可能を可能にし、巨大な敵を粉砕する、俺たち特攻野郎両兵衛!
……あっ、ちょっと官兵衛殿!まだ自己紹介、終わってないよ!
あーあ、まったくノリ悪いんだから」 ――竹中半兵衛

「い、今 ありのまま 起こったことを話す!
『俺は元就公の無双演舞第一話で敗れたと思ったら
いつの間にか勢力図が第五話並みに二極化されていた』……
省略しすぎだとか 超展開だとか
そんなチャチなものじゃあ 断じてない
もっと恐ろしいものの片鱗を味わった…」 ――立花宗茂

3.登場人物

3-1.竹中半兵衛
主人公その1。空飛ぶショタ軍師。ゲーム本編同様、不治の病持ち。
そのため、元就を蘇らせた毛利のオーバーテクノロジーを危険視する一方
無意識に惹かれてもおり、そのため付け入られたり官兵衛とすれ違ったり。

3-2.黒田官兵衛
主人公その2。オカルティック黒軍師(カラーリング的な意味で)。
副業は農業。アオミドロを丸めてマリモとして出荷したりするよ。
毛利のオーバーテクノロジーを危険視し、根絶を目的として行動する。

3-3.毛利元就
ラスボス。謀神。ゲーム本編と異なり、実際に一度死んで蘇った(詳細は後述)。
蘇生のタイミングは無双演舞と同様、立花と織田の挟撃に遭った状況。
家督を譲った当主は凡才、配下は立花夫妻のみという圧倒的不利な状況を
自らの知略と、オーバーテクノロジーの力で互角にまで持っていった。
それにしてもこのご隠居、ノリノリである。

3-4.立花宗茂
敵組織幹部。元就に敗れた後、家名の維持と引き換えに彼の元に下った。
あらゆる意味で無茶すぎる彼の采配を、最も近くで目にしながら
囚われ動力源にされている妻と、彼女の帰る家を護るため元就に従う。
両兵衛が誾千代を救出することで、共闘することになるルートと
ラストバトル直後、崩れ行く戦場の中で彼女を両兵衛に託し
自らは元就と運命を共にするルートの2択くらいあると喜ぶ。私が喜ぶ。

3-5.立花誾千代
敵組織幹部にして動力源。
元就に敗れた後、立花の家を守るため、自らその立場を受け入れた。
現状、毛利のオーバーテクノロジーは彼女と雷切に支えられている。
SFジャンルによくある、謎のカプセルに閉じ込められて
不思議パワーを引き出されているヒロインとか、そんな感じ。

3-6.毛利輝元
敵組織幹部。ゲーム本編ではモブだが、この話ではキーパーソン。
元就亡き後、彼の遺した書物からオーバーテクノロジーの原理を解き明かし
見事に彼を蘇らせた……まではよかったものの、問題はそこから。
蘇ったのは、輝元の知る「歴史家になりたかった」穏和な大殿ではなく
謀略バリバリ全盛期の詭計智しょ……いやいや謀神・毛利元就であった。
彼の暗躍は、確かに毛利家を危機から救った。だが、失ったものも大きい。
かつて彼が説いた三矢の教え、百万一心の理想はどこに消えてしまったのか?
かくして祖父の面影と、家の繁栄の間で板挟みになる毛利家当主。
なんか最終兵器起動の代償とかで、終盤に死にそうなポジションである。
「歴史的に、全ての者に平等なのは死だけだ。安らかにおやすみ」みたいな。


モトカ嬢には呆れられ、通りがかりの旧友(ジャンル外)には
「オーバーテクノロジーって単語がこんなに浮いてるの初めて見た」と言われました。
私は満足です(キリッ

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【2010/10/04 19:32 】 | 戦ムソ | 有り難いご意見(0)
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